広告電子メールは量から質へ転換中

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今朝の読売新聞国際面、「消費者の広告メール疲れ」という見出しの小さなコラムを読んだ。米国の大手小売チェーンが消費者に送りつける広告電子メール。近年、どんどん増えてきていたが、「増えすぎてお客を苛立たせているんじゃないか」という反省が芽生え、送信回数を減らし始めているという話。当方も、最近、広告メールの受信が増えて、少々ウザく思っていた矢先なので関心を持った次第。

そして、記事の最後が「多くの小売業者が消費者の購買動向を追跡し、好みに合った広告を送るようにもなった」と、ちらりと「質」の問題に触れているのが気になった。なにせ500字足らずの記事、要領よくまとめてあるが、「質」の内容までは書ききれなかった様子。そこで、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に掲載の元記事にあたってみた。 Read more »

ローマは燃えている。”ジャーナリズム”を捨てよ!

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米国の新聞広告費の推移です。ミシガン大のMark J.Perry教授がインフレ率を勘案して弾き出しました。教授のブログで、先ごろ公表されたものですが、最新2011年の数字は、なんと第2次大戦の終わって間もない60年前に逆戻りしたという衝撃的な事実です。 Read more »

ロサンゼルス・タイムスのmembership programとは何か?

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ロサンゼルス・タイムス(LAT)が、週明け5日からニュースサイトへのアクセスを有料化します。米国では、このサイト有料化を一般に<pay wall=課金の壁>を設けるという表現をしますが、これは、読者にとってあまりいい響きには聞こえませんので、新聞社では別の表現をします。

有料化で先行したウォール・ストリートジャーナル(WSJ)は、<WSJ DIGITAL>と称し、ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、<digital subscription>と言います。日本で、朝日新聞は「朝日新聞デジタル」といい、日経が「日経電子版」ですね。どれも面白くもおかしくもない中で、LATの新課金システムが<membership program>という、他社とは一味違うネーミングを付けたことが気になっていましたが、ようやく、その中身がおぼろげに分かりました(多分)。 Read more »

ニューヨーク・タイムズがウィキリークスに絶縁状!?

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ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、2010年にウィキリークスが入手した「アフガン紛争秘密資料」「イラク戦争米軍機密文書」「アメリカ外交公電」を、英・ガーディアン、独・シュピーゲルなどとともに事前に提供され、世界に先駆けて報道してきました。その意味では一種のパートナーだったわけですが、この19日にNYT本紙のOp-Edページ(論説面)に掲載されたコラムはかってのパートナー、とりわけ創立者ジュリアン・アサンジ氏を徹底的にこきおろし、ウィキリークスとの絶縁を強く示唆しています。

「Wikileaks Postscript」と題した長文のコラムを書いたのは昨年秋まで8年間も編集主幹だった大物Bill Keller氏です。現在の肩書きはOp-Ed columnist。大物ですから、2週に1回のペースで書いているようです。その最新のコラムで、最近、マドリッドで開かれたウィキリークスにに関する会合に呼ばれたことから書き出しているのですが、そこで「ウィキリークスが我々の世界をどう変えたか、という重い質問に関する私の答えは一貫している」とし、その答えは「really, not all that much」ーー実際には、大したことじゃない。 Read more »

ネット新党ってマジか横粂勝仁代議士!

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実は昨日、ブログ集積サイトBlogosを覗いていてたまたま横粂代議士のブログ「新党『改革の志士』設立記者会見」に目がいった。何でも、昨年6月から、毎週木曜日に記者会見を議員会館で開いていて、自身のブログとYoutubeでも配信しているらしい。で、31回目の会見内容が「新党設立」宣言だったというわけ。

橋下市長率いる大阪維新の会や東京の石原新党などが話題になっているおり、若干、興味をひかれて会見内容を字にしたブログを読んだ。驚いた。あまりに内容が空疎で。<党利党略・自己保身・先送り・選挙至上主義・リーダー不在の「既存政治」を、地方の力で、そして若者の力で一刀両断するための新党でございます>というのはいい。でも、それをどう実現するのか????? Read more »

軍法会議とノーベル平和賞

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Wikileaksの創立者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏、現在、英国に滞在し、女性への暴行容疑でスウェーデン当局からの身柄引渡し要請を巡る裁判を闘っているところですが、Wikileaksとアサンジ氏を世界的に有名にしたのは、何と言ってもブラッドリー・マニング(Bradley Manning)米陸軍上等兵でしょう。その彼も逮捕されて約500日を経て、軍法会議にかけられることになり、来る23日に罪状認否が行われます

彼は22件に及ぶ容疑で訴追されていて、その中には終身刑に値する「敵支援」容疑もあるそうです。なにせ軍人による裁判ですから下手すると死刑もありうるとする説も流れています。そんな中、マニング上等兵をノーベル平和賞に推薦(nominate)する動きが相次いでいるようです。日本のメディアでは見かけませんし、これまでWikileaksのことは何度か取り上げてきたので、これも整理しておきます。 Read more »

出た!二人目のスーパーボウルCMミリオネア

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前のポストで、スーパーボウル中継で流されたCMを評価するUSAToday紙の名物企画「ADMeter」で、スナック菓子のドリトス(Doritos)社のコンテストで選ばれた作品「Man’s Best Friend」が1位になり、ドリトス社からボーナス100万ドルを獲得するというアメリカンドリーム話をご紹介しました。ランキングはこちら

で、日本時間の今日正午に、やっぱりドリトス社のコンテストを通ったもう一本のCMが、今年から新設されたFacebookと提携したオンライン投票で1位になったと発表され、もう一人、ボーナス100万ドル長者が生まれました。作品は「Sling Baby」というもので、アイディアが奇抜で、愉快な内容ですので、個人的には「Man’s Best Friend」より好きです。 Read more »

20ドルの投資が105万6千ドルになった!

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トンデモナイ話ですが、今日起きた実話です。米・インディアナポリスで行われたニューヨーク・ジャイアンツとニューイングランド・ペイトリオッツのスーパーボウル。NBCテレビで中継されましたが、その試合の合間に流れた54本のCMで1番人気だった作品を作った作者に100万ドルが贈られるのです。で、見事1位を射止めた作者の投資額は「20ドルだった」とUSATodayがサイトが速報しました。

このCMは広告代理店がプロに作らせたものではなく、日本では馴染みがないですが、米国では有名なチップメーカー、ドリトス(Doritos)社が6年前から始めたCrash the Super BowlというCGM Consumer Generated Media)コンテストの応募作だったのです。 Read more »

紙の新聞を止めても生き残れるというシミュレーション

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今月は、「新聞の寿命は5年?10年?15年?」新聞の未来はタブレットにある!という信念」という新聞の未来像に関わるエントリーが続きましたが、もう一つ、新聞絡みで興味深い「試算」記事がありましたので、メモ代わりにご紹介します。

書いたのはパリ在住で欧米の新聞事情に明るいFrederic Filloux氏。昨年の3月に「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」はオンラインだけで成り立つという試算をして話題になり、このブログでも紹介しました。で、今回は、「Trying a Simple Model」と題して、NYTのような部数の多い全国紙でない、中堅どころの地方新聞でも「紙」を止め、オンラインだけで経営が成り立つはずだと提案しているのです。

彼は、紙の新聞が広告頼みであるように、オンラインのビジネスプランもそうだったが、それは集団的錯覚で、いまや現実的なビジョンが見えて来たと主張します。それは、他にないユニークで高品質なコンテンツなら、ユーザーがお金を支払うということだとします。それは、どういう計算か?以下はFilloux氏の記事の要約。

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100年前に南極大陸で新聞が発行されていた!

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今朝の新聞で、南極観測船「しらせ」が、例年にない厚い氷と積雪に阻まれて、昭和基地周辺に接岸を断念したという記事に目が止まりました。思ったほどの視聴率は取れなかったようですが、キムタク主演で今年、放映のテレビドラマ「南極大陸」で描かれた苦難の日々を、思わず思い起こしたからです。

テレビで描かれたように、1958年初頭、初代南極観測船「宗谷」が、同じように厚い氷に阻まれて接岸出来ず、米砕氷艦の助けで脱出する事態になったことで、第1次越冬隊員を収容するにとどまり、例のタロー、ジローなどのカラフト犬が基地に残されてしまったのでした。今を去る54年前のことです。

もちろん、物資を基地に運べなかったことで第2次越冬隊の昭和基地入りは見送りになったのですが、今回はどうなるかが気がかりでした。そこで、「南極観測のホームページ」で、「昭和基地NOW」のページを見ると、すでに新たな越冬隊(53次隊)は、1月前にヘリコプターで昭和基地入りしているんですね。今後は、大型ヘリと雪上車で燃料や食料、観測機材を急ピッチで搬入する作業に入るとか。例年にない悪条件でも、第2次隊のようなことにはならない。そこに54年の時間を感じます。 Read more »

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