Archive for the '世相' Category

正月テレビ番組で一番ユニークだったのは

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NHK Eテレの1日4時からの2時間番組「テストの花道〜考えるチカラでお年玉スペシャル」。10数年前に「お水の花道」という漫画を原作とするテレビドラマがありました。そこから、タレントを集めた民放のバラエティ風クイズ番組などを連想しそうですが、そこはNHK教育、全く違います。

ユニークだったのは、インターネットとリアルタイム完全連動だったこと。なにせ、放映時間が元旦夕方、アルコールも相当入った状態で視聴していて、メモもとっておらず、記憶が薄れかけていますが、要するに、スタジオには「顧問」の所ジョージさんのほか、現役高校生チーム、お坊さんチームや某有名大キン肉マンチーム、シェフチーム(だったかな?)など5人一組のグループが回答者として登場、単なる知識でなくアタマを使う問題に答えていくのですが、同時に視聴者もパソコンやスマホ、携帯から番組ホームページにアクセスして回答するというもの。 Read more »

スキャン代行業者は戦々恐々?間隙をついて自炊レンタルスペースが台頭!

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さる20日に、浅田次郎氏や林真理子氏など売れっ子作家7人が、書籍スキャン業者2社に対して訴えを起こしました。市販の書籍をバラして自前で電子化し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどで見られるようにする、いわゆる「自炊」を代行するビジネスを差し止めようというものです。そこで、訴えられた業者の対応はどういうものか、提訴1週間後のサイトを覗いて見ました。

すると、訴えられたスキャンボックススキャン×BANKの2社とも、新規のスキャン代行の受付を「一時停止する」と書いていました。共に訴えられてから間もなく「お知らせ」の形で出しているのですが、サイト自体は何も変わっておらず、申し込みページもそのままなので???な感じもありますが、とりあえずは、作家側のパンチが決まったように見えます。

実は7人による提訴に先駆けて今年9月、作家122人、出版社7社が連名で、当時100ほどに膨れ上がっていた代行事業者に、「個人の自炊は著作権法上の私的複製で認められるが、業者によるものは認められない」とする書面と、今後は「差出人作家の作品のスキャン事業は今後を行うかどうか」という質問状を送りつけていました。作家側の「提訴のご報告」とするニュースリリースによると、「差出人作家の作品のスキャン事業は今後、行わないと、多くが回答したり、事業停止などを確認した」とのこと。第1ラウンドで、大きな成果をあげていて、今回は、第1ラウンドで抵抗した業者に、止めを刺そうということだったんですね。 Read more »

世界最強のIT遮断国:北朝鮮(追記あり)

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自慢じゃないですが、朝鮮半島の南北境界線を北から跨いで南に入ったこともあり、南から跨いで北へ入ったこともあるのです。そして、南北境界線の下を走る地下トンネルも、両方から入った。(トンネルは違いますが) こういう経験のある日本人ってそう多くはないでしょう。やっぱり自慢です

もう30年以上も前のことですが、当時の社会党委員長だった飛鳥田一雄さんの訪朝団に随行して北に行きました。泊まったのは大同江ホテル。日本ではウォシュレットがない時代(多分)に、広々した浴室に女性用のビデまであるトイレを備えた高級ホテル。そこに盗聴ルームがあったという話は以前に書きました。

でも、豪華ホテルにしては食事がイマイチ。そこで以前に訪朝経験のある先輩に教わった通りに、部屋の中で「メシが不味い」と喚いて、食べたいものを叫んだら、その晩に、喚いたものに近いものが出ました! そうです、予想通り、部屋にも盗聴マイクがあったのですね。すぐに対応する北の方々は実に心優しかったというべきですね。 Read more »

ジョブス氏落選:TIME誌「今年の人」は<PROTESTER>

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先月14日のポストで取り上げた、年末恒例のPerson Of  the Year(POY)の結果が出ました。今年のPOYは「PROTESTER」(抗議する人)でした。TIMEのサイトではまだ公表していませんが、(追記)サイトに掲載されてました。これです。米国のメディアは一斉に報じています。例えばこれ実は、このPROTESTERという名称は、事前にTIME誌が公表していた31人・グループの候補者リストにはありませんでした。北アフリカ、中東で民主化を進めたアラブの若者(「Arab Youth Protester」)、格差解消を叫んでニューヨークのウォール・ストリートを占拠した人々(「The 99%」)の2つを合わせて今年のPOYに編集部が決定したのです。

およそ1か月に及ぶ読者投票には世界中から47万人も投票しましたが、トルコのエルドアン首相がトップでした。アラブ諸国の中では卓越したリーダーシップを発揮し、米国との関係がいいことなどが背景にあるのでしょうが、ちょっと日本人にはわかりにくい結果でした。で、IT関連では、今年亡くなったアップルのスティーブ・ジョブズ氏が、これまで前例のない「死者」として選ばれるかどうかが注目されていて、候補紹介でも、えらく持ち上げた書き方だったので、私も、あり得るかな、と思っていたのですが、見事に肩透かしを食いました。 Read more »

FaceBookのお金が児童図書に回る意味

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前回取り上げた、米雑誌「TIME」の人気企画<Person of the Year(略称POY)>つながりではありませんが、昨年のPOYに選出されたFaceBookの創業者Mark Zuckerber氏がニュージャージー州ニューアーク市に寄付した1億ドルを元にした財団Foundation for Newark’s Future(FNF)が、市内8校の小学校児童5200人に児童向け図書を10冊ずつ贈るそうです。デジタル世界で稼いだお金が子供たちへの本、電子ブックでなく!、紙のアナログの本に転換されるわけです。

FNFのサイトには予定されるプログラムとしては掲載されていますが、詳細はまだ。一方、ニュースとして伝えたニューアークを本拠地とする中堅紙Star Ledgerによると、このプログラムは<My Very Own Library>というもので、今回は慈善家の女性からの12万5千ドルと合わせた計17万6千ドルをニューアーク市の教育委員会が受け取って児童図書を購入、順次、児童に配布するそうで、当局では「家庭図書館へ向けてのJump-startingであり、子供のリテラシーを促進するだろう」と期待しているそうです。 Read more »

TIME誌「今年の人」:本命ジョブス氏?対抗馬はフクシマ50?

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毎年話題を呼ぶ、米雑誌「TIME」の人気企画<Person of the Year(略称POY)>の候補者リストが日曜日に公表され、早速、読者投票がネットで始まりました。その結果はリアルタイムで表示されていますが、今のところ、1位は「The 99%」。「格差社会打破」を目指して米国でウォール・ストリートを占拠した若者たちですね。「我々が格差に苦しむ国民の99%を代表している」と主張する。

昨年は、読者投票では終盤までWikiLeaksのアサンジ代表が圧倒的なリードで、POYに決まりかと思われましたが、実はPOYの選出はTIME誌編集部に最終権限があります。で、読者投票の最終結果では10位だったFaceBookのザッカーバーグCEOが逆転で選ばれた経緯もあり、先行きは全く不透明なわけですが、注目は、これまでは前例がないという「死者」が選ばれるかどうかということです。そうです。アップルのジョブス氏のことです。 Read more »

地デジ難民になった!

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小学生の頃、「ラジオ少年」だった。昭和30年代初めの頃である。鉱石ラジオから始まって、ゲルマニウムラジオ、そして、ついに真空管3本を使った、忘れもしない「三球再生式スーパーヘテロダイン」ラジオを、秋葉原で買い求めた真空管や抵抗器、整流器などを使って組み立てた。電源を入れて、真空管が赤く染まり、スピーカーから音が出た瞬間の感激は今も忘れない。

それから、50有余年。仕事柄NHKラジオの定時ニュースは生活の一部だった時期が長い。そんなこともあって、ラジオは常に身近にあり、最近はウォーキングの友として欠かせないものだった。とりわけ、NHK第一の生番組ラジオビタミンは大のお気に入りだ。が、そんな私も24日にラジオで地デジ難民を実感することになった。 Read more »

MBLオールスターゲームとソーシャルメディア

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ささやかな自慢がある。アメリカで一番人気のプロスポーツ、アメリカンフットボールの優勝決定戦、Super Bowlをスタジアムで実際に見たことだ。1992年1月のことで、場所はミネソタ州ミネアポリスのメトロドーム。ワシントン・レッドスキンズがバッファロービルズを破って優勝した試合だ。

しかし、現地では、試合そのものより試合前の、街を挙げてのプレイベントの賑やかさが強く印象に残っている。私たちは試合の3日前にミネアポリスに入ったのだが、街はそれこそドンチャン騒ぎだった。聞けば試合前1週間、イベント尽くしだという。(そのいくつかを楽しんだが、特に記憶に残っているのが、凍結した湖上でのスポーツカー(2シーターのMGB)走行に参加、あえなくコースアウトし、雪溜りに突っ込んだこと)

このように、アメリカのビッグイベントでは、お祭り騒ぎで盛り上げるのが当たり前のようだ。今、NHKBS1で生中継されているMLBのオールスターゲーム、ALL-STAR FanFest 2011と銘打って、選手が家族と共にパレードするRed Carpet Pradeなど様々なイベントがあったようだが、その一端は試合前日のHome Run Derby(ホームラン競争)。単純に、何本のホームランを打ったかでなく、8人が出場する一回戦で4人に絞り、二回戦で決勝進出の2人を決めるというシステムで楽しませる。

で、ホームラン競争の優勝者は、ヤンキースのロビンソン・カノ(Robinson Cano)だったが、その打撃投手を務めたのが、なんと父親のホセ・カノ(Jose Cano)だった! その父親もプロ野球選手で、大リーグ在籍1年の成績は出場6試合で1勝1敗止まり。その、選手としてはパッとしなかった父親が息子の打ちやすい球を投げて、本命と目されたレッドソックスのロビンソンやブルワーズのフィルダー(阪神にいたセシル・フィルダーの息子!)に勝ったのだ。ニクイ演出である。

しかし、今年一番のイベント盛り上げの新趣向はソーシャルメディア、Twitter、Facebookの活用だった。 Read more »

学校のパソコン教室を開放せよ

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東日本巨大地震。辛くて何も手につかない日々が流れていく。

1995年の阪神淡路大震災では、初めてインターネットという言葉がマスコミを賑わした。まだ、パソコン通信との違いがほとんど理解されない時代だったが、「安否確認にインターネットの電子メールが活躍」という具合に。

それから16年後の今、ここに一々挙げるまでもなく、実に多様な震災関連情報がネットに上げられている。ネットの進化には目を見張るばかりだ。だが、真に情報が必要な被災者に届いているのか、窮状を訴えるツール、それこそライフラインとして利用出来ているのか。 Read more »

北朝鮮の盗聴ルーム

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1977年5月。当時の飛鳥田一雄社会党委員長の訪朝に記者として同行しました。平壌での記者の宿舎は多分、大同江(テドンガン)ホテル。便器にビデまである高級ホテルでした。で、あるとき、部屋を出て階段に向かう途中に見たのです。なぜか、開け放たれた部屋、ドアから窓辺に向かって4,5台のデスクが並び、その上にそれぞれ、そうですねえ直径50センチはあろうかというリールが回ってるテープレコーダー、そしてヘッドフォンを耳に当てた職員たちを。ほんの一瞬後にドアは閉まりましたが、直感しました。この人達は日本人記者が電話で本社と連絡したり送稿される原稿の内容をチェックしてんだな、と。つまり、電話盗聴ルーム。

なんでこんな大昔のことを思い出したかというと、今朝の毎日新聞オピニオン面にあった布施広論説委員のコラム「エシュロンはどうした」を読んだからです。こんな内容です。「米国の情報戦略はヤワじゃない。空と地上の全ての交信を拾えそうなAWACSがあり、全ての電子メールを傍受するFBIのカーニボーもあったし、日本企業の電話,FAX、メールを傍受して米国企業に提供したとされるエシュロンシステムによる産業スパイ疑惑もあった。国家規模の情報収集はルール無用なのだ。ウィキリークスの暴露に驚く時は、その情報を政府がどうやって集めたかを考えてみよう」 Read more »

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