Archive for the '新聞' Category

退職年金88万ドル!!! 月額623万円ですぞ!!! 追記あり

88万ドル、日本円にすると円高の今でも7480万円。ですので月々623万円です。別にアラブの王様の年金じゃありません。アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス市近郊ベル市を辞めたばかりの55歳のお役人が受け取れる年金の推定額です。ITとは直接関係ありませんが、あんまり興味津々な話なので夏休みネタにネットでフォローしてきたことをざっと。

始まりは7月15日のロサンゼルスタイムスのスクープでした。人口3万7千人、多くがヒスパニック系で失業率17%、貧困層18%という貧しいベル市のCity Managerのサラリーが年787,637ドル、ざっと80万ドルって高すぎないかと報じたのです。同時に補佐役には約38万ドル、警察本部長には約46万ドルが払われている事実も指摘しました。オバマ大統領の年棒が40万ドル、シュワルツェネッガー州知事が17万ドル(受け取り辞退中)なのですからべらぼうな高給なのは明らか。この初報は日本のメディアの一部で報じられましたが、現地では続報が続々だったのです。 Read more »

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ニュースが私を見つける

“If the news is that important, it will find me“ーもう2年半ほど前のニューヨーク・タイムズの記事Finding Political News Online,the Young Pass It Onで有名になった若者のフレーズです。

記事では、「若者は政治記事をプロのフィルター、例えばワシントン・ポスト紙を読むとかCNN.comをクリックするとかで入手するのでなく、ソーシャルなものに取り替えてしまった」とし、若者は「オンラインで興味深い記事があったらそのURLを友人10人にメールで送る」とか「記事を検索するより友達からのメールに付いている記事を読むほうが多い」といった例を紹介します。そして「こういうソーシャルフィルターはある意味、昔ながらのクチコミの技術バージョンだ」としたあとで、冒頭の「もし大事なニュースなら、ニュースが僕を見つけるよ」というフレーズを紹介しているのです。 Read more »

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英Times紙サイト有料化の成果は?

7月1日から完全有料化で、グーグルなどのサーチエンジンも拒否する囲い込み戦略を採った成果はどうなのか。関係者は気になるところでしょうが、Times社はまだなんの数字も明らかにしていません。

しかし、元Times記者だった3人が今年1月からスタートさせたメディア情報サイト「Beehive City」によると、課金に応じたのは1万5千人だとTimes内部の情報を元に推定しています。また、iPadアプリでTimesを読む人は1万2千5百人だということです。これはどんな意味があるかを計算しています。 Read more »

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個人的発言でクビのジャーナリスト2人

先週のことでちょっと古いですが、気になっているので記録しておきます。日本語情報もほとんどないので。

米国CNNの女性記者Octavia Nasrさんのことです。彼女はレバノン生まれで、CNN本社(アトランタ)に20年にわたって勤務し、先日まで中東問題のsenior editorというベテラン専門記者でしたが、twitterで不用意なつぶやきを書き込んでクビになってしまったのです。 Read more »

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英Times,Sunday Timesの徹底した課金の壁、その効果は?

いやあPay Wallという言葉を実感させてくれます。「課金の壁」。今月から始まったTimesSunday Timesの有料化は徹底しています。

アクセスすると他の新聞社サイトと同様なトップページが現れます。見出しのあとに5,6行のリード(前文)がついていて、興味を惹かれて本文を読もうとクリックするとWelcome to The Times and The Sunday Times websites.
Available exclusively by subscription.とあるページに飛んでしまいます。例外はありません。これは、有料化で成功しているWall Street Journal、Financial Timesに比べても格段に厳しいPay Wallです。WSJやFTでは契約していなくてもそこそこの本数は読めますから。そしてGoogleのクローラーも閉めだしていますから、検索することも叶いません。 Read more »

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新聞社サイトのビデオ配信が激増している!

5月27日付けの当ブログ「英The Timesサイトの有料化は成功するかも」では、その理由として従来の新聞社サイトを突き抜けた作り込み、とりわけビデオの徹底的な採用をあげておきました。ただ、ビデオ充実には人(技術)も金(設備)もかかりますので、そこをどうクリアしたのか、という思いも残りました。それが、たまたま今日、氷解しました。アプリケーション開発やサーバー構築などの手間なしで、自前ドメインで動画サイトを作れるASP(Application Service Provider)サービスのBrightcoveを使っているのです。 Read more »

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英The Timesサイトの有料化は成功するかも(追記あり)

マードック傘下の英国紙The TimesSunday Timesのオンライン版が6月後半にも有料化に移行することになりました。新聞で有料化に成功しているのは世界的な経済紙である米 WallStreetJournalと英Financial Timesの二つくらいで、一般紙の有料化は難しいという見方が圧倒的に強く、今回の両紙の有料化に対してもEntertainment Media Reserch社の調査でも、「有料化で読者の90%を失うだろう」などと報じられています。

しかし、意外に成功するかもしれません。というのは、今週から有料版のサイトが先行的に登場していて、登録すれば見られるので、元のスタイルのまま の両紙のサイトと見比べて見て、あんまりにも進化した魅力的な作りになっているからです。まず、新聞社のサイトでここまでやるか!と思わせるほどの作り込み で、世界最先端と思われます。悪いけど日経電子版とは比較になりません。もし、こういう新聞社サイトが日本語であれば購読します。週2ポンドなんて安いも んです。劣化した週刊誌より安いんですから。 Read more »

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新たなネットニュース報道の模索ーTBDとCB

あのアリアナ・ハフィントン女史によるHuffington Postと並んで経営的に最も成功しているネットニュース報道機関として知られるPoliticoを運営するAllbritton Communicationsが、近々、新たなコンセプトによるワシントンDC周辺に限定したローカルニュースサイト<TBD>を発足させるようです。発足に先立ってblogがスタートしていて、その趣旨などを説明していますが、考え方やスタイルが先日、当ブログで取り上げたハワイの<Civil Beat>(以下CBと略)に極めて似通っていて、とても気になります。もしかするとこの二つが新たなトレンドを産み出すかもしれません。 Read more »

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新聞もアウトソース時代へ?!

米国4大スポーツの一つ、アイスホッケーNHLは今、プレーオフの最中ですが、そのプレーオフを戦っているニュージャージーデビルスとニュージャージー州での発行部数3位のAsbury Park Press(13万3千部)が提携したというニュースをニューヨーク・タイムズのサイトで知りました。デビルスのオフィシャルサイトに雇われた専属ライターEric Marin氏が、サイト用だけでなく4月初めからプレス紙向けの記事も書いて無償で提供するというものです。

タイムズ紙によると、話はデビルス側から持ちかけたもので、不景気の折り、記者削減でデビルス関連の記事が減らないようにという狙いだそうです。これまでに5本が掲載されています。記事に添えられた肩書きは社員記者を示す「staff writer」でなく「special to the Press」または「correspondent」となっていて、さり気なくアウトソースした記事であることを著しています。プレス紙の編集主幹は「読者に役立ち、記事がどこから来たかが分かっていて、編集権も確保していれば問題ない」という立場です。今の日本ではまだまだ受け入れられない考えかもしれませんが、実は米国の新聞経営者はどうやらそっちの方に傾きつつあることを示すデータが最近、発表されています。 Read more »

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オンラインメディアがピューリッツァー賞を受賞

昨日発表になった2010年ピューリッツァー賞、その調査報道部門で、このブログで何度も紹介した非営利報道機関ProPublicaのSheri Fink記者が選ばれました。オンラインメディアからの受賞は初めてのことです。

受賞対象になった彼女の記事については、実は昨年10月9日付けの当ブログで言及していますが(何故か嬉しい w)、簡単に言うと、カトリナ台風で大被害を受け、被災者でごったがえしたニューオーリンズの病院の格闘を1万3千語費やして詳細にレポートしたもので、ProPublicaのサイトに掲載されるとともに、ニューヨークタイムズ日曜版付録のタイムズマガジンのカバーストーリーを飾りました。ご覧のように知的な美女ですが、彼女の経歴も凄い。スタンフォード大学で医学博士と哲学博士の学位を取得、ハーバード大学などで教鞭をとったり、数々の人道援助団体で働いたり・・・。そして著名財団のフェローシップ(9か月で基本55000ドル+取材経費という厚遇!)を獲得したことが今回の受賞作に繋がったのです。 Read more »

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