ささやかな自慢がある。アメリカで一番人気のプロスポーツ、アメリカンフットボールの優勝決定戦、Super Bowlをスタジアムで実際に見たことだ。1992年1月のことで、場所はミネソタ州ミネアポリスのメトロドーム。ワシントン・レッドスキンズがバッファロービルズを破って優勝した試合だ。
しかし、現地では、試合そのものより試合前の、街を挙げてのプレイベントの賑やかさが強く印象に残っている。私たちは試合の3日前にミネアポリスに入ったのだが、街はそれこそドンチャン騒ぎだった。聞けば試合前1週間、イベント尽くしだという。(そのいくつかを楽しんだが、特に記憶に残っているのが、凍結した湖上でのスポーツカー(2シーターのMGB)走行に参加、あえなくコースアウトし、雪溜りに突っ込んだこと)
このように、アメリカのビッグイベントでは、お祭り騒ぎで盛り上げるのが当たり前のようだ。今、NHKBS1で生中継されているMLBのオールスターゲーム、ALL-STAR FanFest 2011と銘打って、選手が家族と共にパレードするRed Carpet Pradeなど様々なイベントがあったようだが、その一端は試合前日のHome Run Derby(ホームラン競争)。単純に、何本のホームランを打ったかでなく、8人が出場する一回戦で4人に絞り、二回戦で決勝進出の2人を決めるというシステムで楽しませる。
で、ホームラン競争の優勝者は、ヤンキースのロビンソン・カノ(Robinson Cano)だったが、その打撃投手を務めたのが、なんと父親のホセ・カノ(Jose Cano)だった! その父親もプロ野球選手で、大リーグ在籍1年の成績は出場6試合で1勝1敗止まり。その、選手としてはパッとしなかった父親が息子の打ちやすい球を投げて、本命と目されたレッドソックスのロビンソンやブルワーズのフィルダー(阪神にいたセシル・フィルダーの息子!)に勝ったのだ。ニクイ演出である。
しかし、今年一番のイベント盛り上げの新趣向はソーシャルメディア、Twitter、Facebookの活用だった。 Read more »