入学選考者の40%が志願者のFacebookを覗いてる!

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大学入試センター試験が終わりました。これから国公立大への出願、私立大の一般入試と受験シーズンが本格化するわけですが、旺文社教育情報センターのデータによると、AO入試で入学する学生の割合が徐々に増えているようです。

スクリーンショット 2016-01-18 11.24.09米国では進学適性試験はあるものの、大学の個別試験はなくて、基本的にはすべてがAO試験のようなものです。

そうした米国の大学入学選考にどう対処すべきかを指南しているのが世界的な教育事業会社カプランの受験指南サイトKaplan Test Prepなのですが、最近、発表した調査結果によると、志願者のソーシャルメディアも選考の重要な要素になっているそうです。


調査結果のプレスリリースによると、調査は全米400人の大学入学選考責任者を対象に行われ、その40%の責任者が「志願者のソーシャルメディアのページを見る」と回答したそうです。 これは最初に調査した2008年の4倍だとか。ただし、そのうち、「ofen」は11%にとどまり、89%は「rarely」と回答したそうです。また、 グーグルなどで志願者に関する情報を検索する責任者は29%でした。

では、何のために志願者のページを見たり、検索したりするのか。責任者たちの回答は以下のようなことでした。

・志願者の特別な才能、例えば芸術的な才能への関心から。志願者自身が申し出ることもある。
・志願書にある様々な受賞歴の確認のため。
・本人が犯罪歴や懲戒歴に言及している場合、それをより詳細に知るため。
・特別な奨学金に応募した場合、より詳しく本人を知るため。
・時として、匿名で志願者を誹謗するような話があった場合、確認するため。

こうした結果、志願者に有利な結果が発見されたと37%の選考責任者が答え、一方、不利な結果が見つかったとする回答も37%でした。

有利な内容とは、公表されていなかったリーダーシップや社会奉仕の内容などで、不利な発見とは犯罪的な行為、ドラッグや飲酒の写真、人種偏見や不適切な行為などです。

そして、プレスリリースと同じ日にアップされたKaplan Test Prepのブログに、
Look Good on Social Media—and for College Admissionsと題する大学志願者向けのソーシャルメディア投稿の心得がアップされています。なんだか、大学志願者の若者だけでなく、大人の私たちにも役立ちそうな内容なので、ごくごくかいつまんでご紹介します。

・この投稿は、自分を大学進学に向いているように見せてくれるか?:単語も文法的にもしっかりしていて、意見は事実や知的な分析に支えられていなきゃだめ。
・こんなことを自分がテレビで言えるか?:志望校に関するクズ話や在学校に関する悪口はご法度。
・こんな投稿をしたら炎上しないか?:後始末に無駄な時間を費やすことになる。
・滑稽じゃないか?攻撃的でないか?説明不足じゃないか?:自分で面白がっても他人を傷つけることだってある。
・皆んながこれを読む必要があるか?:もしそうじゃなきゃ投稿するな。個人的ニュースをシェアするのはいいが、言葉を選ぶこと。鼓舞するような話でも自慢話に取られかねない。特に高校でやり遂げたことなどは。

実に、手取り足取りの指導ですが、実は、Key Factors in College Admissionsと いうページには、過去の書き込みが大学の選考責任者の目に触れないようにする方法についてテクニカルな説明もしています。AO入試志願者だけでなく、就職 活動をする大学生にも役立つかも知れません。恐らくは、企業でも求職者のチェックにネットを活用しているでしょうから。

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