英Times紙サイト有料化の成果は?

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7月1日から完全有料化で、グーグルなどのサーチエンジンも拒否する囲い込み戦略を採った成果はどうなのか。関係者は気になるところでしょうが、Times社はまだなんの数字も明らかにしていません。

しかし、元Times記者だった3人が今年1月からスタートさせたメディア情報サイト「Beehive City」によると、課金に応じたのは1万5千人だとTimes内部の情報を元に推定しています。また、iPadアプリでTimesを読む人は1万2千5百人だということです。これはどんな意味があるかを計算しています。

いろいろなことを勘案してオンラインリーダー2万7千5百人が月々支払う平均額を10ポンドと仮定すると、販売手数料を差し引いた収入26ポンドになる紙の読者の1万576人分に相当します。一方、Timesの部数は2009年6月から1年後の今年6月には35,473部減少しました。オンラインの有料化3週間で年間減少部数の3分の1近くを埋め合わせたとも言えるわけですね。

とはいえ、これからどれだけ有料オンライン読者が増えるかは全く不明なので、Beehiveの判断は「今のところ、負け」としています。

一方、ガーディアンのサイトには全く矛盾する記事が載っていてライバル紙も判断がつきかねているのを窺わせます。18日付けの記事では「課金導入でアクセス数は33%まで落ちたが、事前には90%を失うと見られていたので悪くない数字だ」という記事が出ました。ところが20日の記事では「今年2月と比較してオンライン読者の90%を失った」とクソミソな書き振りです

ま、Timesの公式発表を待ちましょう。同じマードック傘下のWall Street Journalは節目節目できちんと有料読者数を公表してきましたから。たしか1997年頃に登録制(無料)から有料化に移行した際に、70万人いた登録会員の9割が脱落、有料会員が7万人になったという発表があったと記憶しています。さて、こんどは。

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