鳩山首相辞任でネット選挙解禁がパー?!
いやあ、驚きました。マスコミの論調は「総理は続投に意欲満々」ということでほぼ一致していましたから。見事に一杯食わされました。もう一つの驚きは、小沢幹事長を道連れにするという荒業をやり抜いたことです。これも巷間、小沢氏は検察がらみで決して権力の座から降りないとされていたのをあっさり覆して見せました。小沢氏にしてみれば「一服盛られた」という気分ではないでしょうか。が、しかし、これで重苦しい小沢体制が消えたことで、民主党の若手議員はTwitterで「政権交代のリーダーシップを取られたことにお礼を申し上げる」「小沢幹事長を道連れにクリーンな民主党に戻ることが辞意表明のポイント」「民主党への愛を強く感じた」「思いを引き継ぐ我々の決意が問われる」などなど、高揚したつぶやきを連発しています。マスコミでは大物、ベテラン議員の感想しか伝えませんが、ネットだと若手のナマの声が聞けるのが面白いですね。Politterで政治家Twitterがまとめて見られますのでどうぞ。
そのPolitterを見ていて発見したのですが、この辞任騒ぎで今度の参院選から解禁が確実視されていた「選挙運動でのインターネット利用」がポシャりそうだということです。ネット解禁のリーダー格だった自民党の世耕弘成参院議員が「総理の辞任表明を聞きながら『これじゃあ日程的にネット選挙の法案は通らない。無念だ』と怒ってる」と山本一太参院議員(自民)がつぶやき、世耕議員も「残念無念。でも一縷の望みは捨ててません」とつぶやいているのです。また河野太郎代議士(自民)も「総理辞任でインターネットの選挙利用の法案まで吹っ飛んだ」と記しています。当方は詳しい法案成立までのスケジュールを承知していないので、どう影響が出るのか分かりませんが、共にネット法案に詳しい議員の発言ですので、かなり絶望的な状況になったのは間違いないのでしょう。だとしたら残念なことですね。メールはダメでTwitter利用は自粛など、伝えられた案は不十分なものでしたが、とにかく始めるのが大事だと思っていましたから。
なお、鳩山総理の辞任表明演説の動画は民主党サイトで見られます。また、辞任表明直後に、民主党のUStream放送「スタジオ民主なう」で若手議員二人が語り合う番組を配信しています。急なことでナマでの視聴は300人ほどだったということですが、2日夕方までに1万9千人以上もがアクセスしています。こんな風に政党も徐々にネット利用の幅を広げてきたのに、辞任は思わぬ悪影響を及ぼすことになりました。鳩山総理、最後までお騒がせです。
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