Ustream 有料配信の日は近い!

いささか古いですが、今週月曜日(15日)の夜8時からUストでライブ放送された池田信夫VS上杉隆両氏の対談をリアルタイムで見ちゃいました。題して「検察リークと記者クラブ報道にマジレス」。異様に民主党小沢幹事長の肩を持ち、検察批判を繰り返す上杉氏に対し、「検察取材はしろうとのくせに」みたいなことを言ってのけた池田氏。ちゃんばらを期待しましたが、意外に双方、大人の対応で肩透かし。とはいえ、70分ほどのライブをそんなに退屈せずに見られました。

どんな内容だったかは、まだUストサイトに録画されたものがありますのでご覧いただくとして、ふと思ったのは、この手の番組がビジネスになる日は案外近いんじゃないかということです。というのも、たまたまですが、今月6日にアメリカの綾小路きみまろのような(多分w)芸人のデイン・クック(Dane Cook)が、Uストを使った初の有料配信を行ったばかりだったからです。

彼は昨年春から米国とカナダを巡る「ISolated INcident」と題する公演ツァーを行ってきましたが、その最終公演を2万人を収容するフロリダのBank Atlantic Centerで行い、その一部始終を5ドルで有料配信したのです。公演の始まる前の舞台裏の様子や本番、その後の本人とのチャットなど5時間に及ぶ内容だったそうですが、録画は8日夜には削除されたので、現物は見られません。ですから、確かなことはわかりませんが、<total views>として<61.823>という数字が残っているので、もしこれが有料配信数なら、ざっと30万ドルの収入があったことになります。(もちろん課金システムを開発・提供したUstreamと山分けでしょうが)

CookはMyspace やFacebookにページを持ち、前者のフレンド数は267万人、後者のファン数は166万人という人気者。6万人の有料配信があってもおかしくはありません。一方、最終公演会場のBank Atlantic Centerの入場料は30ドルから100ドルだったそうで、平均を50ドルとして2万人が入っていれば100万ドル。これだけでも凄いですが、Uストと山分けしたであろう配信料が仮に15万ドルだったとしても決して少ない額ではありません。(面白いことに、この公演のUスト視聴は会場から半径100マイル以内の人は受け付けなかったそうです。クレジットカード申し込み時の住所で判別したとか。ネットは安いから会場へ行くのはヤメタ、とならないように仕組んだんですね)

話を元に戻して、池田・上杉対談を仕切ったのは「ダダ漏れ女子2号」こと「そらの」さん。その軽いフットワークで精力的にUスト中継を連日のようにやって、今注目の的ですが、もしこの対談を有料配信したらどうだったでしょう。ライブ放送中の視聴者数は大体2300人程度でした。同時に放送していたライブドアの視聴者を合わせると3600だったとそらのさんが最後に言ってました。そこで、2割の人が支払いに応じるとして100円課金なら3600×0.2×100=7万2千円、200円課金なら14万4千円。Uスト側に課金システム料を払う必要はあるでしょうが、この手の番組を連日何本か流せば立派な放送ビジネスになるのではないかと思う次第。

思えばそらのさんのネーミングは、所属する会社名からきており、ダダ漏れを行っているのも実は動画配信の新規事業立ち上げに向けての試みだそうで、実績もあげ、Uストの課金システムも整ったようなので、実現に向けて着々と前進しているように見えます。

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