スーパーボウルCM、今年も60万ドルの大当たり

昨年のスーパーボウルでアマチュアの作ったテレビCMが、USAトゥディーが実施している人気ランキングで1位になり、100万ドルを獲得したという話を、昨年の今頃、このブログで紹介しました。

これはスナック菓子メーカーのFrito-Lay社が毎年、主力商品のDoritosというコーンチップのCMを一般から募集し、昨年は「もしUSAトゥディーのランキングで1位になれば100万ドル!」と謳ったら、いきなり実現して話題になりました。

で、さらに盛り上げようと、今年は3本を放映し、1位なら100万ドルに加え、新たに2位なら60万ドル、3位なら40万ドル、トップ3を独占すれば各作品に100万ドルづつのボーナス、総額500万ドル、と大盤振舞風な宣言をしていました。そんな奇跡は起こりませんでしたが、「underdog」という作品が堂々の2位になりました。

作品は、吠えればショックを与える仕掛けの首輪をしている犬に対し、「しゃべったらDoritosをあげるよ」という意地悪を言った若者が、首輪を外した犬に逆に首輪をかけられて復讐されるという、ちょっとコワイ話なんですが、なぜかアメリカ人には受けたようで、60万ドルにつながりました。

製作グループはノースカロライナの田舎町にあるFive Point Productionsという社員8人ほどの小さな会社でアマチュアというわけではないようですが、一流会社が大手広告会社に製作を依頼して作るのが当たり前のスーパーボウル広告を押しのけての2位は大したものです。

なお、Doritosの応募作品は4500点、その中から上位6点を選んで、その6点を対象にしたユーザー投票で上位3作品を放映という話でしたが、実際には4作品が放映され、underdogの他は11位、14位、17位といずれも上位に入る健闘ぶりでした。まだ確認は出来ませんが、1月末の締め切り直前の数字ではunderdogは4位だったようですから、Frito-Lay社が、この放映枠を一つ広げたおかげで放映され、60万ドルにつながったのかもしれません。そうだとしたらラッキーなことです。Five Point Productionsはユーザー投票が始まる前から、「これから映画の世界に入りたい。その原資が欲しいので、放映されるように応援して!」と独自サイトを作って訴えていましたが、その必死の思いが通じたのかも。もしこの60万ドルで映画を作り、ヒットしたら漫画的に面白いですね。

また、グーグルが初めてスーパーボウル広告に進出しましたが、結果は63本中43位と下位に沈みました。ま、こんな内容では当然、という気もしますがご覧下さい。

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