学校の情報化がメチャ遅れてる!
今年2010年度は学校IT化の節目の年なんですね。政府のIT戦略本部が策定した「重点計画-2008」にいろいろ書いてあることを知りました。いくつかあげてみます。
①全ての小中高校で光ファイバー接続を実現し、校内LANを整備し、全ての教室でネット接続が出来るようにする。
②教育用パソコン1台あたり児童・生徒3.6人の割合を達成する。
③小中高校全ての教員に対しコンピューターを配備し、公務の情報化を促進する。
さて、今年度中に達成できるのか。文科省が毎年行っている「教育の情報化の実態調査」の2009年版によるとどうやらすべてが絶望的らしいですね。
この時点から1年近く経過していますから若干は改善しているでしょうが、学校情報化を言い出してからもう10年ほどもたってこの数字ですし、どこの自治体もお金に余裕がないですから、今年1年で一挙に改善はありえないでしょうね。つまり計画倒れ。アメリカやカナダ、ヨーロッパの一部、韓国、シンガポールなどの学校情報化先進国のこどもに比べて、日本のこどもは気の毒ですなあ。
教師も気の毒です。政府統計の窓口e-Statで見ると、高校では昨年春段階で校務用コンピュータが85.2%の教師に行き渡っていましたが、小学校では55.8%、中学校では56.2%しか行き渡っていません。で、仕事で必要なので私物のコンピュータを学校に持ち込んでいる教師が小学校では34%、中学校では42.4%もいるんです。そしてそのうちのほぼ半数が学校のネットワークに接続してるんですね。こんなことってセキュリティに気を配る民間企業じゃありえないですね。これで、こどもにインターネットは危険だよとかセキュリティに気をつけようなんて教育ができるんでしょうか。学校情報化の遅れは、ハードだけじゃないという感が深いです。
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