米国で54年も続いた超有名ソープオペラが終了へ

テレビで毎日流れる昼の帯ドラマ、日本でもソープオペラという言い方が定着してますが、その語源を今日、初めて知りました。お恥ずかしい。

多くの方はご存知かと思いますが、洗剤(ソープ!)のプロクター&ギャンブル(P&G)が家庭の主婦向けにこのジャンルを開拓したのでそう呼ばれてるんですね。P&Gはラジオ時代を含めて80年間に20以上のソープオペラを提供してきたとのことですが、そのうちで1956年にスタートした最も古いテレビシリーズの一つ、As The World Turns(ウィークデイの2時から3時に放映)を来年秋で打ち切ると放映元のCBSが発表しました。

放映開始3年目にソープオペラ分野で視聴率トップに躍り出て、それから20年間、1000週以上、ずっと首位を守り、1978-79のシーズンに首位を明け渡したものの、今日に至るまで7位以下になったことはないという超有名番組で、多くのスターを生んできました。あのメグ・ライアンもその一人とか。

それでも打ち切りになるのは視聴率。1963-64のシーズンには15.4%もありましたが、2008-2009では7位で1.9%まで下落していて、回復の可能性は薄いからです。というのも今のソープオペラの首位は同じCBSのThe Young and The Restlessですが、昨シーズンの視聴率はなんと3.7%止まり。時代というか社会が変わったのですね。

アメリカもかっては若い専業主婦が少なくなくて、インターネットもないし、テレビも多チャンネルじゃなかったので自宅でのんびりネットワーク局が流す昼の帯ドラマを見てたんでしょうが、いまや、昼間に自宅にいるご婦人方は激減。いたとしてもネットもあるし、テレビも多チャンネル時代ですから、ソープオペラを見てくれるのは比較的高齢なご婦人方の一部だけになってしまったということでしょうね。ちなみに制作費は年間5000万ドルとニューヨークタイムズが伝えています。ということは週100万ドル。それだけかけても社会の変化には勝てないということです。まあ、それはこのIT時代において既存メディア全体に通じる問題でもあるのですが。

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