マードックに続け?英国で新聞サイト有料化実験
試金石になるかも知れないのでメモ。
マードックはニューズコープ傘下の新聞を来年夏までに有料化する、としばらく前に吠えていましたが、イギリスの大手新聞グループJohnston Pressの3つの新聞がそのウェブサイトへのアクセスを11月30日から有料化しました。3か月に限っての実験のようで、料金設定は3か月5ポンドのみのようです。その3紙はNorthumberland Gazette 、 Whitby Gazette、 Southern Reporterです。
Johnstonは日刊紙が18紙、週刊紙は300紙を抱えていますが、この国でも新聞広告は大きく減っていて、インデペンデント紙の報道によればJohnston最近半年の広告収入は1年前のそれに比べて32.7%減だそうです。Johnstonのサイトでは、収入の73%が広告収入だとしていますから、相当こたえていることでしょう。
そこでサイト有料化の道を探るための実験に乗り出したわけですが、実験はもう一つあって、別の3紙では、サイトに記事の要約だけを載せ、詳しくは新聞を買って下さいという形式にして部数増を狙うとのことですが、今現在はそのような形には切り替わっていないようです。
なおJonstonでは319に及ぶサイトの月間ユーザーは800万だとしていますので、もし(あり得ないけれど)全員が3か月5ポンド払えば3か月で4千万ポンド、年間1億6千万ポンド、日本円だと228億円となります。
一方、Johnstonの昨年の売り上げは5億3千万ポンド、750億円程度で、このうちデジタル収入は2千万ポンド、30億円弱に止まっていますから、1割強のユーザーが払ってくれれば、ユーザー減によるサイト広告収入の目減りを見込んでもトントンという計算になりますが・・・・
Comments(2)
ニューヨークタイムズの有料化(その2)
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