Archive for 12月, 2009

米新聞業界10大ニュース

この時期の定番ですが、元をたどればなんと1824年創業、つまり社歴125年にわたって米新聞業界をウォッチングしてきたEditor & Publisher誌(月刊)から、10大ニュース、少し注釈を加えつつ紹介します。

まず10位は訳あって後回し。

9位は「ピュリッツアー賞がウェブに開かれた」ー今年初めて、ウェブだけの報道機関からのエントリーを受け付けたそうです。37サイトから65のエントリー。国内報道部門はセントピーターズバーグタイムズ紙(フロリダ州)に贈られましたが、その理由はオバマ大統領の公約進行具合をチェックし続けているObameterで知られるPolitiFact.comを通常のサイトとは別に運営しているからでした。サイトには<2009 Pulizer Prize Winner>と、堂々の表示です。また、選考委員会は2010年からウェブ報道機関を経ないオリジナル記事も受け付けるようにルールを変えたとのことで、ブログ記事からピュリッツアー賞!なんてこともあり得ることになりました。 Read more »

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私流、今年1番のYouTube作品はこれ!

YouTubeの2009年視聴数ランキング、YouTubeブログでは5位までしかないので、ベスト10とかベスト100がないものかと探しましたがありませんでしたので、そのブログ記事のURLを残しておきます。

私が今年一番感動したのはSTSmissionsさんのRise to Higherです。ハッブル宇宙望遠鏡の最後の修理に向かったスペースシャトルのシュミレーター映像です。こういうことが個人で出来るんです。某交響楽団関係者とあって音楽も素晴らしいです。何度見ても見飽きない。こういう作品がなんで300回しか見られないのか。YouTube では人気と質とは全く無関係だってことを痛感させられます。(画面をダブルクリックしてYouTubeに飛び、フル画面、HD画質でご覧になることをお勧めします)


YouTube >> link to




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YouTube視聴数でスーザン・ボイルさんが圧勝

YouTubeが年間視聴数ランキングを16日に発表しました。意外ですが、初の試みだそうです。1位はこのブログでもしばしば取り上げたSusan Boyleさんの「Britain’s Got Talent」で、YouTubeに投稿されたBoyleさんもののいくつかのバージョンを合計すると1億2千万回以上になったそうです。これに続いて、歯を抜かれたばかりの7歳の男の子の反応を映した「David After Dentist」が、3千7百万回以上でした。Boyleさんは2位に3倍以上の大差だったわけです。

ちなみに、YouTubeでこれまでもっとも見られているのは、小さなお兄ちゃんが弟の赤ん坊に指を噛まれた「Charie Bit My Finger Again」で1億4千万回ですが、これは2007年5月の投稿で、2年半かけての数字です。それをBoyleさんは8か月でそれに迫っているわけですから、その人気がいかに凄かったかということですね。 Read more »

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集合知(或いは他人の褌!!)で投稿写真を厳選するサイト(追記あり)

ソーシャルニュースサイトdiggのトラフィック情報をまとめているdi66.netで、diggのTop Sourceの項目をクリックしたらそのトップに<imgur.com>という見慣れないサイトが表示されました。で、興味を惹かれサイトを覗くと投稿写真サイトですが、どの写真もとても可笑しくてユニークです。どうしてこんなに粒ぞろいなのか???ますます興味を惹かれます。 Read more »

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米国で54年も続いた超有名ソープオペラが終了へ

テレビで毎日流れる昼の帯ドラマ、日本でもソープオペラという言い方が定着してますが、その語源を今日、初めて知りました。お恥ずかしい。

多くの方はご存知かと思いますが、洗剤(ソープ!)のプロクター&ギャンブル(P&G)が家庭の主婦向けにこのジャンルを開拓したのでそう呼ばれてるんですね。P&Gはラジオ時代を含めて80年間に20以上のソープオペラを提供してきたとのことですが、そのうちで1956年にスタートした最も古いテレビシリーズの一つ、As The World Turns(ウィークデイの2時から3時に放映)を来年秋で打ち切ると放映元のCBSが発表しました。 Read more »

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そらのさん、ウェブ学会をUスト中継、一時3000人!が同時視聴 録画場所追記しました。

ダダ漏れ女子、そらのさん、連日の活躍ですが、本日は東大安田講堂から第一回ウェブ学会生中継。学会というと堅苦しいイメージしかないけど、この学会は異色。途中で何度も大笑いするほど面白かった!

私が見たのはセッション2:ウェブと政治だけですが、セッションのモデレーターが鈴木健氏、登壇者が選挙予測shuugi.inで有名な静大の佐藤哲也、哲学者の東浩紀、ツイッターでツダるという言葉を生んだ津田大介、ニコ動に詳しい濱野智史といった面々ですから結構な盛り上がりになったのです。

で、そらのさん、朝から延々と中継。単に壇上を写しっぱなしでなく、パワポでプレゼン中はスクリーンを、ディスカッション中は各発言者を丁寧に追っていました。で、第2セッションの同時視聴数は徐々に上がり、最後のあたりでは1705人を記録、ミラーで中継したニコ動では1220に達していました。合わせて約3千人というわけです。視聴者の出入りは相当にあったでしょうし、中継画面脇に流れたtwitterでは、同時視聴数が上がる過程で「画像が落ちた」という書き込みも相当にあったので、実際にアクセスした延べ人数は一体何人になったことでしょう。

ま、彼女は趣味でやってるわけではなく、所属する会社が立ち上げる新規事業の一環としてやっているようですが、一人でどこにでも出かける行動力は素晴らしいし、取材内容もユニーク。新聞・雑誌サイトの課金は難しくても、こういう生中継コンテンツへの課金は意外に容易かも知れないと思ったりーーー

追記:中継の録画がUストリームに残っています。第1セッション、ウェブとコラボレーションはここ第2セッション、ウェブと政治はここ基調講演はここ第3セッション、ウェブと科学はここです。

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マードックに続け?英国で新聞サイト有料化実験

試金石になるかも知れないのでメモ。

マードックはニューズコープ傘下の新聞を来年夏までに有料化する、としばらく前に吠えていましたが、イギリスの大手新聞グループJohnston Pressの3つの新聞がそのウェブサイトへのアクセスを11月30日から有料化しました。3か月に限っての実験のようで、料金設定は3か月5ポンドのみのようです。その3紙はNorthumberland GazetteWhitby GazetteSouthern Reporterです。

Johnstonは日刊紙が18紙、週刊紙は300紙を抱えていますが、この国でも新聞広告は大きく減っていて、インデペンデント紙の報道によればJohnston最近半年の広告収入は1年前のそれに比べて32.7%減だそうです。Johnstonのサイトでは、収入の73%が広告収入だとしていますから、相当こたえていることでしょう。

そこでサイト有料化の道を探るための実験に乗り出したわけですが、実験はもう一つあって、別の3紙では、サイトに記事の要約だけを載せ、詳しくは新聞を買って下さいという形式にして部数増を狙うとのことですが、今現在はそのような形には切り替わっていないようです。

なおJonstonでは319に及ぶサイトの月間ユーザーは800万だとしていますので、もし(あり得ないけれど)全員が3か月5ポンド払えば3か月で4千万ポンド、年間1億6千万ポンド、日本円だと228億円となります。

一方、Johnstonの昨年の売り上げは5億3千万ポンド、750億円程度で、このうちデジタル収入は2千万ポンド、30億円弱に止まっていますから、1割強のユーザーが払ってくれれば、ユーザー減によるサイト広告収入の目減りを見込んでもトントンという計算になりますが・・・・

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