Archive for 7月, 2009

産経新聞がWeb面を新設ー今頃何で?(追記:ニコニコ生放送がテレビ欄に!)

マイミクさんの日記で知って早速、コンビニで朝刊入手。毎週木曜日に1ページとのこと。読んでみる。なんだこのdeja vuは!そう、今をさる13年前、私が当初から関わった某紙マルチメディア面(以下、マル面)とコンセプトも体裁も基本的にな~~んにも変わらないのです。

そのマル面はもう5年も前に終了しました。おおげさに言えば歴史的使命を終えたからだと理解しています。その当時でインターネットはとっくに日常になり、あらゆる分野に深く関わる時代になっていたので、とりたてて独立面を持つ必然性を失ったからだと思います。例えば、これから紙面に度々取り上げられるであろう「選挙とインターネット」というテーマで考えれば、かっては、ほとんどの政治部記者はネットに疎かったのでマル面でネットに通じる記者が取り上げざるを得なかったのです。でも、いまどき、政治部記者だからといってネット絡みの記事は書けないと言ったら、政治部を追い出されるでしょう。だから、選挙とインターネットの記事は政治面に出て当たり前だし、それでなければならないのです。 Read more »

  • Share/Bookmark

Twitter? もちろん選挙には使えません(追記あり)

インターネットと選挙> この国ではこのフレーズは10数年の長きに亘ってフリーズしたままです。

インターネット人口9,091万人、人口普及率75.3%という時代になったのに、世帯普及率3%だった1996年から事態は1ミリも進展していません。1996年1月に筆者が当時の自治省選挙部の担当官にインタビューしているので、ちょっと長いけれど記録のために載せておきます。

――政治家個人でホームページを開いている人もいる。選挙期間中に活用することは可能か。
選挙運動に使える文書図画には一定のものしか使えないという厳しい規定がある。極端な話、海辺で候補者の砂文字を書くことも許されない。したがって パソコン画面上で当選を目的とする内容は脱法的な文書図画の一つにあたると解釈せざるを得ない。また、形式的には当選を目的とする直接的な内容でなくて も、禁止規定を免れる意図があれば違反になる。事実認定は難しいが。 Read more »

  • Share/Bookmark

NHKBS1「新聞が消えた日」~駄作だった*追記あり

NHKBS1で11日夜の放映。「世界のドキュメンタリー」と銘打ってるけど番組案内によると制作はNHK/エスビジョン(日本)とある。ロールエンドでも制作スタッフは日本人名が並んだので純国産でしょう。と、いうかエスビジョンというネットでも探せない小さなプロダクション?にNHKがほぼ丸投げしたんじゃないかと思われるレベルの作品でがっかり。これが、放送記念日特集ですか、はあ。どなたかブログで取り上げていないかをテクノラティとグーグルブログ検索両方で調べましたが、ともにヒットなし。だれも見なかったか、論評に値せず、ですかね?

ということですが、このブログでも取り上げた米・コロラド州デンバーの名門紙ロッキーマウンテンニュースをだしにしてる内容ですから、すこしだけ触れてみます。同紙は今年2月末に廃刊となりました。

おおまかな構成は、まず同紙の調査報道記者だったローラ・フランク記者が、かって地元にあり、今は更地になっている核兵器工場の放射能後遺症問題をロッキーがなくなっても継続取材している姿から入ります。社会問題に取り組む記者の存在の大事さを示すわけです。 Read more »

  • Share/Bookmark

ニュージーランド航空の安全ビデオがバカ受け

インターネットで流れるビデオの視聴数を計測しているVisible Measuresが9日に公表した広告キャンペーンビデオの最新ランキングによるとニュージーランド航空の機内安全ビデオ<Nothing To Hide>がダントツの1位になりました。6月29日からの1週間で397万回も見られたそうで、これは週間新記録だとか。YouTubeだけで累計で392万回に達しています。

まずはこの<Nothing To Hide>をご覧頂きたいのですが、漫然と見ていると、「なんでこんな機内安全ビデオが人気になるんじゃい!」と思ってしまいます。皆さんも覚えがあるでしょうが、離陸前に酸素マスクの使い方だのライフジャケットの膨らまし方など説明されても面倒なだけですよね。それでも、驚異的な視聴数を獲得したのにはわけがありますので、こちらから、じっくりご覧下さい。


YouTube >> link to Nothing To Hide

わかりましたか?笑えましたか?どうしても分からないかたは本文の最後に書いて置きますのでご覧下さい。 Read more »

  • Share/Bookmark

藤原紀香が国立公文書館サイトに登場!(訂正、追記あり)

昨日夕、全く偶然に公文書館の分館アジア歴史資料センターのサイトに行き着き、トップ画面に紀香嬢を発見。<ようこそ、「アジ歴」の時間旅行へ! 紀香の「アジ歴」スペシャルコーナー>とあるフラッシュ画面に赤、青、黄色の衣装でにっこり。で「公的なサイトになんでまた?」と興味をそそられてenterボタンを押して見ました。

すると、中にはこのスペシャルコーナーを説明するオープニングムービーのほか、彼女がおしゃべりでナビゲートしてくれる昭和初期の国民生活杉原千畝と「命のビザ」人々の夢とロマン~飛行船から南極探検まで~など、いずれもそそられる6項目についての動画があり(動画を見るにはソフトのダウンロードが必要)、さらに生活・文化、政治・経済、外交・軍事に分類された20項目について公文書を元にした説明ページが現れ、そこかしこに彼女の写真がちりばめてあります。紀香ファンにはうれしいでしょうが、なんでまた? さっそく日経テレコン21で日本の新聞全紙を検索してみましたが、これを報じる新聞記事は1件もなし! Read more »

  • Share/Bookmark

HOME~空から見た地球~の美しさ(訂正あり!)

前回エントリーに続いてまたまた出遅れですが、Jacek Utkoがビジュアル・ジャーナリズムを説明したTED2009で、Yann Arthus-Bertrandという写真家が講演していて、壊れやすい地球を大事にしようという観点から撮った空撮環境映画「HOME」があることを知りました。あんまり素晴らしい映像なので、見逃した方へ紹介します。


YouTube >> link to HOME

1時間半に及ぶ長尺ですが、海賊版ではなく、製作者自身がYouTubeに投稿したもので、HD版もあります。英語版のほか、ロシア語、スペイン語、フランス語、デンマーク語、アラビア語版があるのですが、日本語版はまだありません。でも、見ているだけで楽しめます。

なお、TEDというのはTechnology Entertainment Designの頭文字を取ったもので、3つの分野の旬な人々が登壇するカンファレンスで、そのCuratorをあのChris Anderson(Wired編集長にしてLong tailの提唱者)が務めているそうです、納得。

すみません。CuraterがChris Andersonであることは間違いないですが、Long tailを提唱したwired編集長とは同姓同名の別人でした。私の無知からの間違いでした。お詫びして訂正します。

  • Share/Bookmark

ビジュアル・ジャーナリズム/デザインが新聞を救う!?

大変遅ればせながらポーランド人の新聞デザイナー、ジャチェック・ウツコ(Jacek Utko)氏の講演ビデオを見ました。今年2月、米国・ロングビーチで開かれたTED2009での模様です。本人は流暢な英語を話すのですが、これに日本語字幕が最近ついたので、どなたでも気楽にごらんになってください。

彼はワルシャワ在住で、元は建築家だったそうですが、ロンドンでシルク・ド・ソレイユの公演を見て「(サーカス?のような)しけた興行が最高のパフォーマンスアートになった。つまらない新聞も同じことができるかも」という天啓を受けて、思い切ったデザインを新聞に取り入れ、2004年以来、多くのコンテストで表彰を受けているそうです。彼の考えの基本は「紙というフォーマットを使える有利さを生かそう」ということです。 Read more »

  • Share/Bookmark