クレイグスリストの都市伝説
クラシファイド広告、いわゆる3行広告専門の巨大サイト、クレイグスリストの収入が1億ドル(100億円弱)に達する模様だと米国のウェブコンサルタント会社が発表しました。昨年に比べて23%の伸びだそうです。この23%プラスという数字は、先にアメリカ新聞協会が発表した今年第一4半期の新聞広告収入の対前年同期比でマイナス28%という数字と好対照で、なんだかクレイグスの伸びた分だけ新聞が減ったのかという感じがしないでもないですね。
しかし、それは全くの間違いなのは明らかです。米国の新聞広告は減り続けているとはいえ、昨年はまだ380億ドルと巨額です。クレイグスの400倍は優にあった。クレイグスが今年23%増といっても年間たった23億円の収入増に過ぎない。一方で新聞広告の減少額は今年7~8千億円にも達しそうとされています。クレイグスが新聞広告費の減少分をごっそり手にするわけじゃない。
でも新聞広告の不振の原因には必ずが挙げられるのがクレイグスリストやeBayの伸張ですね。そこで、ある記者が、創始者のクレイグ・ニューマークスに「あなたのリストが新聞を殺すのを助けていると思うか」と尋ねたところ、彼が「その手の話はUrban Legend(都市伝説)だ」と答えたという次第。
たしかに両者の金額のレベルがそれこそケタ違いですから、そう突っぱねたのでしょうが、米国内の求人広告とニューヨークの不動産広告だけに低額課金している以外は、すべて無料で広告が打てる仕組みこそが米国の新聞にとって文字通りドル箱とされた3行広告を奪い、経営を打ちのめしているわけで、やっぱり「都市伝説」と切って捨てられないな。それにしても、こんなちっぽけな売り上げしかない社員30人のちっぽけな会社が新聞業界全体を揺るがすのですから、ネットってのはやっぱりすさまじい。
ところで、クレイグスリストのサイトは全世界570都市にあり、毎月5千万人が利用しているそうです。日本でも東京はじめ札幌、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇の7都市のリストがあります。今のところ日本は英語のみですが、実はフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル語圏では英語と各言語のいずれかを選択できます。いずれ日本語が出来れば利用者が激増するでしょうが、その影響は・・・・・
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「Craigslist」にまつわる興味深いデータ
売ります買います、アパート探し、友達探しなど、オンラインのクラシファイドサイトの定番である「craigslist」。僕もアパート探しや、テレビなんかの電化製品探しでお世話になったこ…