米・女性ジャーナリストに強制労働12年!!!
いやはや、恐れていた通りの展開ですね。北朝鮮に拘束されていたオンライン/ケーブルニュース局のCurrentTV所属のローラ・リン(Loura Ling)さん、ユナ・リー(Euna Lee)さんに、中央裁判所が「朝鮮民族敵対罪」と「不法国境出入罪」で12年の「労働教化刑」の判決を下したそうです。完全に二人はアメリカ政府との取引材料になっちゃいました。
かって女性ジャーナリストと同じように川を渡って拘束された米国市民の釈放のためにクリントン政権特使として訪朝、釈放に成功して以来、米国政治家きっての北朝鮮通とされるビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事は裁判の始まる前にこんな見通しを明らかにしていることを知りました。要旨はこうです。
「裁判があるというのはいい知らせだ。捜査は終わったということだから。そこで二人がスパイとして裁判にかけられていないことに注目すべきだ。敵対的な行為という犯罪名は比較的マイルドなものだ。スウェーデン大使との面会も人道的見地から許しているし、二人から家族への電話もさせている。希望の持てるサインだ。(裁判開始時の)4日の数日後には判決が出る。その後、米朝で交渉が進むだろう」
これはCNNの看板番組、ラリーキングライブ(Larry King Live)の6月1日夜の番組の中で明らかにしたものです。
この番組には二人のそれぞれの夫や姉妹、親が出演していましたから、裁判が終われば本格交渉が始まるに違いないというリチャードソン知事の見通しに、最初は不安いっぱいだった家族もちょっと肩の荷を降ろした感じでしたが、問題は交渉の中身ですよね。核実験やミサイル問題に後継者問題が絡む北朝鮮、時間がたつにつれ、情勢は複雑になっていますからね。
あ、あとトリビアなことですが、韓国系のユナ・リーさんはビデオ編集の専門家で、これが初めての海外取材だったそうです。運が悪いというか・・・・。しかも4歳の娘がいるとのこと。改めて、報道機関たるCurrentTVは記者釈放に向けてもっと手を尽くして欲しかった。ラリー・キングによると、家族が出演するこの番組にコメントを求めたら「この段階ではノーコメント」という返事だったそうです。
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