アル・ゴア訪朝?自社ジャーナリスト救出に

アメリカのオンライン・ケーブルニューステレビ局CurrentTVの女性ジャーナリスト二人が3月17日に中朝国境付近で北朝鮮に拘束された事件が発生してもう80日になります。彼女たちの消息は全く明らかにされず、わずかに昨日4日3時から裁判が行われると北朝鮮が明らかにしましたが、その結果は相変わらず闇の中で、なんの進捗も見えません。

このブログではこれまで2回にわたって、アル・ゴア元副大統領がCurrentTVの創始者で会長でありながら、全く沈黙を守ったままなので<アル・ゴアは何をしているのか???>とか、CurrentTVがこの問題を全く報じないばかりか、北朝鮮絡みの投稿を削除するという神経質な対応をとっていることに疑義を唱えました。リスクを伴う調査報道にあたる記者を組織が守り、あらゆる手段で救出するのは当然だと思うからです。

そして今日、突然<Al Gore may go to NKorea to help US reporters>と報じたのはAFPです。これを受けてFoxNewsも<Al Gore May Go to N. Korea to Free American Reporters>と今さっき報じています。しかし、記事を読むと分かりますが、なんの根拠も情報元も記されていません。ただ、そういう可能性に関して質問された国務省スポークスマンが「とても微妙な問題なので言及しない」と答えたとあるだけです。記者にはなんらかの情報があるのかも知れないけど・・・・

もしかしたら火元はこれかも。朝鮮日報の5日付け記事<米女性記者拘束:ゴア氏、北朝鮮特使となるかー早ければ今週末にも訪朝>という見出しで、「ある外交筋」の話として<「女性記者二人が所属するカレントテレビのオーナーでもあるアル・ゴア元副大統領が、裁判の結果を見極めた上で、早ければ今週末にも北京経由で北朝鮮を訪問し、女性記者たちを連れて帰ってくる可能性が非常に高い」と述べた。>と伝えているのです。

まあ、こっちも「ある外交筋」なんてぼかしていて、かなり曖昧。ほんとかなあ。最近の北朝鮮の原爆実験やミサイル発射など、一見、暴走に見えていながらアメリカを揺さぶるために計算し尽くしてるとも言えそうで、したたかですからねえ。それでも訪朝するというなら何らかの取引が成立したということなんだろうなあ。

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