岩隈久志とJustin Timberlake & Esmee Denters

最初の2人はご存知でしょう。かたや楽天球団の大エース、かたやグラミー賞6度受賞のシンガーソングライターのスーパースター。でもエスメーは日経テレコン21で検索しても結果は「ゼロ」でしたのでご存じなくても無理はありません。後で説明します。

今朝の読売新聞スポーツ面の「熱視線」というコラムにちょっと感動しました。社会貢献したプロ野球選手を表彰するゴールデンスピリット賞に今年選ばれた岩隈の活躍にまつわる話です。岩隈は昨年から1勝につき10万円を仙台のボランティア団体に寄付してきました。この夏、その一部30万円でスマトラ沖地震被災地の小島の学校に図書館が出来たそう。そして子供からは「学習の幸せを感じられるようにしてくださった岩隈さんの成功をお祈りいたします。私は良い生徒となり、学習に励みます」といった感謝のメールが届いたといいます。

そこで記者は書きます。「子供たちのために1勝でも多く頑張ろう、という気持ちが見えないところで23年ぶりの21勝という快挙につながったのではないか」「他人に勇気を与え、自分も励まされるのがボランティアの理想ではないか」と。

ちょっと端折ってしまっていて、本文とは違えていますので感動は伝わらないと思いますが、残念ながら読売のサイトにはこの記事は載っていませんのでリンクは張れません。(日本の新聞社サイトはどこも事件、事故などのストレートニュース中心で特集や解説、コラム、連載小説などは「紙の新聞を買って読んで下さい」というのがポリシーのようです)

さて、このコラムを読んでJustinのことへ思いが飛んだのは、彼も熱心なチャリティ活動をしていて、その一番弟子ともいうべき新人歌手が今、ネット上で注目されているからです。

有名なところでは毎年10月半ばに開かれる、Justin Timberlake Shriners Hospitals for Children Openという長ったらしい名称のPGAゴルフツァー。プロアマ戦や期間中にチャリティコンサート(入場料75~250ドル)を開くなどしてその全ての収益はシュリナーズ小児病院に寄付しています。

シュリナーズ小児病院はカナダ、米国、メキシコに計22ヶ所にもあり、脊髄損傷、重い火傷、口唇口蓋裂などの障害を持つ18歳までの子供に無料で治療する慈善型の小児整形外科病院です。

こっちに話が傾斜するとITからどんどん外れますが、言いたいのは彼がシュリナーズ病院のサポーターだということ。そして、前述のチャリティコンサートでは「Follow My Lead」という新曲をくだんのEsmee(エスメーと発音)用に書き下ろして披露し、それをMyspaceの彼の公式ページからダウンロード出来るようにし、売り上げはすべて病院に寄付するそうです。全世界で何千万枚ものアルバムが売れたJustinにしてみれば、いまは重い障害を持ったこどもたちの支えになることが創作のエネルギーになっているのかもしれません。

で、このEsmeeはオランダ人で2年前にYOUTUBEデビュー、美しい歌声と抜群のスタイルで爆発的な人気を博し、Justinのお眼鏡にかない、彼の興したばかりのレコード会社の契約1号となったというシンデレラガール。で、先月22日、サンフランシスコで開催されたYOUTUBE出身のスターを集めたライブイベントにももちろん出演、そこでも「Follow My Lead」を歌ったんですね。その映像はもちろんYOUTUBEにありますのでご覧下さい。録音がいまいちなのが残念ですが。

岩隈→Justinへの連想ゲームから話はよたよた長くなりましたが、要するにインターネットはオランダの田舎町に住む18歳の少女を一躍スターにし(なにせYOUTUBEの彼女の公式ページにある76本の音楽ビデオの総視聴数は1億3000万に近いのです)、彼女の歌声がアメリカ大陸にある慈善病院の経営の一助になるというダイナミズムを生むってのがスゴイ、ってのが今日の結論ということで・・・・。彼女自身書いています。<That’s why I love the internet so much–because anything can happen!>って。

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