米・民主党大会にブロガーが大挙、参加するらしい

どの新聞も1行も報じていないので簡単に事実を。

オバマ氏を正式に大統領候補に決める民主党大会、週明けの25日から4日間、デンバー(懐かしい。マイルハイシティとかいって、空気が薄いからゴルフボールがよく飛ぶってホントだった)で開かれますが、そこに、MSM(main stream media=新聞、雑誌、テレビなど)の記者だけでなく、ブロガー200人近くも会場内での取材を認められています。

4年前のボストンでの党大会でも30人ほどが取材を認められていますから、何をいまさら、と思われるかもしれませんが、その時は突然、有名ブロガーたちに開放した感がありました。

しかし、今回は春先から取材希望者を募っていました。しかも、「半年以上継続していて、政治関係の記事を120本以上書いていること」が最低条件で、日々のアクセス数の申告、さらには「記事によって事態を変えた実例」まで提出という厳しさ。

それでも400の政治ブログが名乗りを上げ、最終的には50州に1つづつのブログで構成する「state blogger corp」を発表し、さらに、政治記事中心でなくても応募できる「blogger pool」に120を選んで、それぞれに取材証を発行、党大会への取材を認めたのです。

ブログは複数で運営しているのもあるので、それだけで単純計算の170を上回りますが、連邦議会のpress gallery発行の認定書を持つブロガーも認めるとしているので、200人オーバーもあり得るというわけです。30人から200人。web2.0時代、個人の発言力がじわじわとマスメディアを浸食している時代の流れを象徴する数字ではないでしょうか。それを政党も正面から見つめているという構図。

といっても、MSMの記者と同様の扱いをするというだけで、デンバーまでの交通費も宿泊費も自腹。ホテルの世話だけは(多分、民主党の特別レートで)するだけです。

今朝の日経新聞には
<民主党大会のメディア拠点、新興ネット向けに、グーグル、開設協力>という小さな囲み記事で、グーグルが新興ネットメディアを対象にした情報発信拠点「ザ・ビッグ・テント」の開設 に協力する、とありましたが、このビッグテントは民主党のパスを貰えなかったブロガーたちの拠点になるようです。でも、党大会会場から2ブロック離れており、警備ラインから一歩も入れないのですから、実質的な意味合いはどこにあるかイマイチですけれど。
ただし、100ドル払うと大会期間中、食事とビールが無料で、一晩中開いていて、さらに催し物もあるらしいので、楽しんじゃうにはいいかもしれませんね。
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