ランディ・パウシュ博士
今日はさる25日に、47歳の若さで亡くなったランディ・パウシュ(Randy Pausch)博士の初七日です。
カーネギーメロン大学の看板教授にしてディズニーの頭脳集団とされるイマジニアリングのコンサルタントでもあったヴァーチャル・リアリティの第一人者でした。

とはいえ、昨年夏までは彼は”全国区”ではありませんでした。
日本の新聞にも訃報がかなり大きく掲載されましたが、日本人の殆どの人は???だったのではないかな。
でも、彼の本「The Last Lecture」は今年4月から6月にかけて連続して全米ベストセラー1位を続け、雑誌タイムの「世界で最も影響力のある人物100人-2008」にもダライ・ラマやオバマ氏などとともに選ばれたほどですから、米国駐在記者が訃報を送ってくるのも当然と言えば当然。
では、何が彼を瞬く間に超有名人にしたのかと言えば、それはネット動画です。昨年9月18日に、彼がピッツバーグのカーネギーメロン大で行った最終講義の模様が大学当局によって撮影され、YOUTUBEやgoogle videoにアップされたところ600万人が見るという爆発的な人気となったのです。短い動画クリップなら数百万回というのはほかにもいくつもあります。しかし、彼の講義は76分に及んだのです。
当時46歳での最終講義。それはすい臓ガンに蝕まれ余命3~6か月を宣告されたからでした。
題は「子供の頃からの夢を本当に実現するために」
その感動的な内容をここでくどくど書くのは控えます。5月に日本語字幕付きもアップされたので、この週末にでも是非ご覧下さい。
まあ、昨日と同じ趣旨になっちゃいますが、大学教員の”引退試合”を全国中継するテレビなぞないでしょう。まさにインターネットならではの出来事。そして、ネットの威力を知り、存在感をアピールするためにyoutubeにチャンネルを持つカーネギーメロン大の姿勢は示唆的です。
6月には翻訳本「最後の授業ー僕の命があるうちに」も出ました。
最終講義で語られたこととかぶることも多いのですが、ビデオとの相乗効果でしょうか、ついつい涙腺を何度も何度も刺激されました。やっぱ、トシでしょうか。
そういえば、上記の日本語字幕付きは、ボランティアの仕事かと思ってましたが、実は翻訳本の出版元がプロモーション、話題作りのために専門家に頼んで出来たそうです。いまどきの出版社もやりますね。
最後に最愛の妻、Jaiさんの写真。横にいるのはロックバンド、ポリスのスティング(だと思います)。

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