EUの言う「電子人間」ってなんだ?

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先日来、ロイターが配信した<Europe’s robots to become ‘electronic persons’ under draft plan>という記事にあるelectronic person=電子人間のことが気になっていました。どんな「人間」なのか?

ロイターは日本語訳も配信しています。それによると、これは欧州連合(EU)欧州議会の法律問題委員会が提起しているもので、「労働に従事するロボットを<電子人間>と位置付け、オーナーには社会保障費などを負担させるべき」で、「「少なくとも最も洗練度の高い自立的なロボットについては、固有の権利と義務を有する電子人間という地位を与える」とあります。

でも、これだけでは、なぜわざわざ<電子人間>というカテゴリーを法的に創出しようというのかがよく分からない。暇に任せて、記事の元になったEUの文書にあたってみました。

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米国人の働きたい企業ベスト10は全部IT•Net関連

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サラリーマンなら、誰でも一度は同業他社の待遇が気になったことがあるのではないでしょうか。「隣の芝生は青く見える」ってやつですね。

当方は、とうに、サラリーマン卒業なので、もう、そんなことはありませんが、きっと、米国のサラリーマンが気になるだろうな、というリストで出くわし、他人事ならが、しばし、楽しみました。

それは、全世界のビジネスマン向けのソーシャルメディア「LinkedIn」が公表した「Top Attractors Where Professionals Want to Work Now」というランキングリストです。

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サラリーマンのプロがどこで働きたいと思ってるか、というランキングです。これがユニークなのは、人気投票ではなく、LinkedInの上で、4億人以上のユーザーによる数十億件の書き込み、アクションを解析した結果だという点です。

私が見ていたのは米国版ですが、そのベスト10社のうち、9社までがIT、インターネット関連でした。残る一つは自動車に分類されたTeslaでしたが、ここもAIとネットで自動運転車の開発に注力しているわけですから、IT、ネット関連でもおかしくなはない。つまり、米国のサラリーマンプロの関心はそうした企業に集中しているということですね。

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AI(人工知能)の音楽でヤル気が出た⁉︎

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「音楽療法」というフレーズを時折、耳にします。音楽療法学会の定義はここにありますが、一言で言うと、心の病を癒したり、元気づけたりするために音楽を意図的に使うということでしょうか。

そのための専門家がいるわけですが、実は「あなたの脳機能を改善する音楽」というのをネットで体験しました。米国のBrain.fmというサイトがあって、そこでは一般人向けに仕事の能率を上げる<Focus>、ゆったり瞑想などをする<Relax>、昼寝や就寝用の<Sleep>の3モードに対応する音楽を提供しているのです。

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いわゆる「音楽療法」とは印象が違います。しかも、その曲はAI(人工知能)が生成したオリジナルなものだそうです。興味を惹かれて早速、試聴したわけです。

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スマホの次は音声認識の据え置き型ネット端末か

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毎年、この時期恒例の”インターネットの女王”こと、Mary Meeker女史による長大な(今年もスライド213枚!)「Interenet Trend2016」が公表されました。

半日かけてざっと目を通しましたが、個人的に一番興味深かったのはVoice:音声認識の項目でした。iPhoneのSiriやGoogle Chromeの音声検索は私も使いますが、Meeker女史は、Amazonのマイク・スピーカー付き据え置き型ネット端末Echo(日本では未発売)の爆発的人気を捉えて、人とコンピューターの新たなインターフェースの登場であり、パラダイムシフトが起きる、と断じているのが刺激的でした。

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音声認識の項目だけに22枚ものスライドを費やしていますが、その3枚目がこれ。人とコンピューターのインターフェスの変遷を1832年のパンチカードまで遡って説明します。(別タブで開いて拡大画面をご覧ください)

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そしてその最新のものがSiriでありEchoだと。そういう時代に入ったのだというのです。

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IoT・靴もネットに接続する時代へ

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日本の新聞でもだんだん<IoT>(Internet of Things)という単語が目につくようになりました。でも、なんでもインターネットにつながる時代だ、と言われても生活実感としてはまだまだピンときません。

しかし、ヨーロッパ有数の格安航空会社easyJetが開発中というsmart shoesが手に入れば、IoTを実感できることでしょう。このスニーカーさえあれば、旅先の知らない街でもお目当のところに迷わずたどり着けるのですから。


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ビデオをご覧いただければ、だいたいご理解いただけたでしょうが、左右のスニーカーの中に仕込んだ小型の振動機器とスマートフィンをブルートゥースで結んであるんです。

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「令状なしで当局がメールを読み放題」法案に沈黙する米メディア

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国会ではつい先日の24日に、通信傍受法が改正され、司法当局による電話の傍受が若干、やり易くなったようですが、海の向こうの米国では、同じ日に、連邦議会上院の情報委員会で、2017 Intelligence Authorization Act(2017年情報権限法=仮訳)が賛成多数で可決された、とCNetが報じています

CNetによると法案の要点は、FBI(連邦捜査局)はじめ米国の情報機関に、テロ対策上、怪しいと睨んだ人物の電子メールを、裁判所の決定なしで、いくらでも読めるようにする権限を与えるというものです。

それは、2000年に問題化して、その後、廃止されたFBIの開発による電子メール監視ツール「カーニボー」のような技術的な方法ではなく、愛国法で定められた国家安全書簡(National Security Letter=NSL)と呼ばれる書簡をプロバイダーに届ければ、受け取った側は、そうした事実を一切口外することなく従わなければならない、というものです。

このNSLによるやり方は、通信会社に捜査対象者の通話記録を要求するときに認められていましたが、新法では、これを電子メールにまで拡充しようということなのだそうです。

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ニコ生のライバルになりそうなAbemaTVFreshに期待

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昨日午後のことですが、東京辰巳国際水泳場で開かれている競泳・ジャパンオープン。荻野公介と瀬戸大也、それに人気急上昇中の池江 璃花子が出場するのにテレビ中継が無い!

もしかして、誰かが気まぐれでスマホで中継でもしていないかと思いついてネット検索したら、簡単に見つかりました。

いえ、スマホによる中継じゃなくて、ちゃんとした中継です。日本水連のホームページの右肩に「Live配信 japanswim-tv」というバナーがあるので、クリックするとめでたく中継ページにたどり着きました。9-16位決定戦のB決勝が次々と行われています。

どこがホストしているのかと見れば、画面最上段に小さく<Abematv FRESH>とあります。先月、正式に開局したインターネットテレビ局AbemaTVのチャンネルの一つなんですね。全画面表示に切り替えても、そこそこの画質です。ただし、音声は場内アナウンスのみ。

ここまでたどり着いて一安心、荻野選手らが出場するA決勝を後で見ようと、一旦、ここを離れました。そしてA決勝が始まる4時に戻ると、練習風景の録画映像が流れてるだけで、リアルタイム映像が見られない!

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Facebook記事操作疑惑に一つの示唆

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ITニュースサイトGIZMODOがスクープした、Facebook(FB)の画面右肩の”1等地”に今一番話題のニュースを紹介するTrending Topic(トレンド)」が偏向しているとする記事で(第一弾の記事はこれ)、米国のメディアは大騒ぎです。(GIZMODOの日本語ページにも掲載されています。これこれ

内容は、トレンドが機械的に人気順に掲載しているかのような体裁をとりながら、実は専任の契約記者が存在し、その弱い立場の記者に圧力がかかって、保守層(共和党系)に関心のありそうな記事を意図的に排除し、結果的に民主党に有利な構成にしていたのではないか、という疑惑です。

残念ながら、この「トレンド」は、日本版Facebookでは見られません。なので、日本ではあまり話題になっていないようです。しかし、昨日のNHKラジオで流れたり、今朝の読売新聞でもそれなりに報じていましたので、これに関連して、別角度からの示唆的なまとめ記事が興味深いので記録しておきます。

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NYタイムズとLAタイムズ、真逆な局面打開策

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米国で<Times>という名称の付く新聞といえば、New York Times(NYT)とLos Angels Times(LAT)が多分、二大ブランドでしょう。その二大ブランドが日本の連休中に、新聞不況による収入減という現状を打開するための新方策をそれぞれ公表しました。

NYTのそれは、2014年9月にスタートさせたFood担当記者によるサイト&アプリ<NYT cooking>の延長線上に、紹介したレシピの食材を読者の自宅に届けるサービスを専門事業者との提携で今年の夏から始めることです。利益は折半し、落ち込む広告収入を埋め合わせる狙いです。

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一方、LATのそれは全く違います。他紙が経費節減のため、海外支局を閉鎖する動きが相次ぐご時世に逆らうように、7つもの海外支局を開設する、というのです。私も耳を疑いましたが、その狙いは「エンターテインメントコンテンツに注力することで、新たな顧客を集めてデジタル広告増に繋げたい」ということのようです。

こうした二大ブランドの真逆に見える動きが興味深いので、記録しておきます。

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ミサイルを寄せ付けない無敵戦車登場!その先は?

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平和な日本のゴールデンウィークに水を差すようですが、中東では今も戦闘が続き、毎日のように何十人単位で死んでいると伝えられます。

そうした悲劇的な戦闘が続く中、たまたま、こんな映像に出会い、戦慄しました。


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軍隊の装甲車や戦車を、赤外線誘導ミサイル、対戦車ミサイルなどから守るという技術が進化している様子を示すものです。

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